予防診療について
“削らない”“抜かない”為の予防診療
登坂歯科医院では、予防診療に最も力を入れています。
削って・詰めてを繰り返す診療から、削らずに予防をしていく治療をお勧めします。
予防診療の流れ
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01
初診時1回目:40分~60分
問診・口腔内チェック・レントゲン写真撮影・口腔内写真撮影・応急処置
歯周病ポケット検査1回目
※初診時は、患者様とのヒアリングにかなりのお時間を使わせていただきます。歯周病ポケット検査は状態により2回目に行うこともございます。 -
02
2回目:40分
歯周病基本治療・顕微鏡検査・唾液検査・超音波スケーラーにて歯石除去・セルフケア指導
※顕微鏡検査と唾液検査はオプションとなります。 -
03
3回目:30分
歯周病ポケット検査2回目・精密治療開始
歯周病ポケット検査2回目の状態により、さらに歯周病治療が必要な患者様は引き続き歯周病治療を行います。
検査の結果問題ない方はドクターによる治療が開始します。
歯周病治療
歯ぐきが痛い・歯ブラシすると血が出る
それは歯周病のサインかもしれません!!
歯周病とは、口腔内の細菌によって歯の周りに炎症が起こる病気です。
歯ぐきが赤くブヨブヨになったり、出血しやすくなったりするのは、細菌による毒素によって炎症が起きているからです。
また、歯周病は「歯の状態が悪くなる」
だけの病気ではありません。
歯周病が悪化すると、細菌が口腔内の血管から全身へ移動して、糖尿病や心筋梗塞や
脳梗塞などの疾患に関連するとも言われています。
歯周病治療の流れ
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01
歯周病菌検査
お口の中の歯垢を取らせてもらい顕微鏡で検査します。悪い菌が多いとたくさんの菌が活発的に動いているのが確認できます。
また、お口の中の唾液を取らせてもらい歯周病の菌、虫歯菌などの検査をしてみましょう。
もしかすると、通常の人よりも歯周病や虫歯になりやすいお口の状態かもしれません! -
02
正しいブラッシングを指導
歯の表面を清潔な状態にしておくことが何より大切です。歯ブラシの届きにくい箇所は、歯間ブラシや糸ようじなどを使ってしっかりケアするようにしましょう。特に、歯並びが悪い、義歯を入れている方などはブラッシングに時間をかけることをおすすめします。
これは、衛生士が丁寧に指導します。出来るようになるまで頑張っていきましょう。 -
03
歯垢や歯石をしっかり取ります
歯石、歯ぐきのブヨブヨに気づいたら歯医者に行き歯石を取って、炎症を引き起こす細菌を徹底的に除去するには、歯医者さんによる治療が必要となります。傷んだ歯肉、骨を治療して健康な歯肉の状態に戻していきます。
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04
定期的にメンテナンスを受ける
健康の保持のためには、クリーニングなどの定期的なメインテナンスを受けることもおすすめします。
歯のクリーニング
歯のクリーニング(PMTC)は「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略称。
歯科医師や歯科衛生士といった専門家が(Professional)、専用の機械を使用して(Mechanical)歯を(Tooth)磨く(Cleaning)技術です。
近年では、歯周病などの原因となる菌は、歯周病や虫歯といった歯の病気だけでなく、脳梗塞、肺炎、糖尿病などの原因となることも報告されており、歯を清潔に保つことは体の健康に欠かせない習慣として考えられています。
ただ、歯磨きを念入りにしていても、日々の飲食物で歯垢や歯石、着色がたまっていきます。そうなると、専門の機器や技術を使って除去しなければならず、そこで活躍するのが歯科医院でのPMTCです。
これらの処置を定期的におこなうことで、虫歯の予防はもちろんのこと、知覚過敏症や歯周病などの対策にも有効です。
また、付着物による口臭がなくなったり、辛いものや硬いものを食べるときの歯の刺激などがなくなったりと、歯にまつわるストレスが軽減されます。
PMTCの流れ
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01
問診・歯の染め出し
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02
超音波スケーラーによる歯石除去
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03
EMSエアフローにて歯面清掃
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04
フッ素コーティング
- 所要時間
- 40分
- 費用
- 16,500円
(自由診療)
フッ素入りの研磨剤を使って特殊なチップで歯石などを除去したり、研磨パウダーを吹き付けたりする方法を用いて、歯をきれいに磨き上げます。 最後にフッ素コーティングをすることで、さらに歯を強化します。
- フッ素は虫歯を予防し、再石灰化を促進する効果をもっています。
また、着色など歯の表面の汚れも除去するので、より白く美しい歯を実現させます。
口臭はもちろん、歯のねばねば感がなくなって、気持ち的にも爽快感が得られます。
ブラッシング指導
ブラッシング指導(TBI)は、主に歯科衛生士がおこなうブラッシング指導のこと。
歯磨き指導は、歯周病や虫歯の予防・治療に欠かせない大切なプロセスです。
小さい頃から当たり前のように「歯磨きしましょう」と習いますが、その目的や重要性をきちんと説明してもらう機会は多くありません。
TBIの流れ
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01
歯科衛生士による口腔内検査
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02
染め出し・唾液検査・位相差顕微鏡検査
※自由診療となります -
03
ブラッシング指導
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04
経過チェック
- 所要時間
- 20分
- 費用
- 0円
(無料)
歯が悪くなると食べにくくなったり、虫歯になったりして痛い思いをします。
それだけではなく、自分にあった歯ブラシや歯磨きの方法を見つけないと、せっかくのブラッシングが台無しになってしまうのです。
そこでTBIでは、まず患者さんに歯磨きの重要性を伝えることから始まります。
歯科衛生士は、歯並びや歯肉の状態をチェックして、適切な歯ブラシの選び方にアドバイスをおこないます。
例えば、歯ブラシのかたさ(固め・やわらかめ・ふつう)や形(丸型、細方、三角型など)の組み合わせを決めます。
そして、鏡で見えにくい部分の汚れでも効率的に除去する歯ブラシの当て方・動かし方など基本的なブラッシングについて説明します。
場合によっては、歯間ブラシやフロスの使い方も指導します。