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ハミガキ教室  食育連載Vol.1

当院ではハミガキ教室を開催しています。

本日からハミガキ教室のプログラムとして、乳幼児の『食育』に関しての投稿を連載していきます。

まず、第1回目は唾液の働きについて説明します。

虫歯を予防するためにまず初めに『フッ素』を思い浮かべる方も多いと思います

フッ素は確かに、高い予防効果が認められています。(WHOもフッ素の予防効果を1番に挙げています)

ただし、そのフッ素よりも大事なものが実は、自分自身の唾液になります。本日は、その唾液の作用に関して簡単に説明をしていきます。

虫歯予防には正しいハミガキが必要ですが根本の食事やおやつの摂り方など食事面から気を付けていくことも

重要だと考えています。

そのような思いから、歯科ならではの「食育」について発信していきたいと考えました。連載1回目となる今日は【唾液のはたらきについて】です。唾液には歯を守る効果があります。

口の中に食べ物を入れると酸性に傾き、歯が溶け始めますが唾液の「緩衝能」という作用によって中性に戻し

溶けた歯の成分を元通りに歯に戻してくれています。

でも、緩衝能がはたらいてお口の中が中性に戻るには少し時間がかかります。食事と食事の間の時間が空いていなかったりおやつが口の中に常にあると中性に戻る時間が全然なくてお口の中は常に酸性のままとなり虫歯になりやすい状態が続いてしまいます。

そうならないためにも

「ダラダラたべない」

「おやつは時間を決めて」

「食べたらハミガキをする」

という超基本的なことがやはり大切になってくるのです。

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